こんにちは。
赤ちゃんのためのお粥 GreenMindです。
さて、前回までのブログでご紹介したとおり、悩んできたGreenMindが有機JASに向き合ってみようと思い至ったわけですが…
知れば知るほど「うーん」と唸ることの多いこと。
仮に有機野菜を原材料としていても、商品にオーガニックや有機といった表現は易々と使用することはできません。世の中には、有機JAS認証をとっていないにも関わらずオーガニックという表現を商品名につかったり、説明のなかでオーガニックや有機といった表現を使用する商品が思いのほか多いことを知り愕然としました。
皆さんは日本でオーガニックや有機といった表現を用いてよいのは有機JAS認証を取得したものに限られるなんてご存知でしたか。
無知なのか、悪意なのかはわかりませんが、消費者に誤解を与え、生産者を裏切る行為であり、決して許されるものではありませんが、まかり通っているのも事実です。
このことに気づいた時から、徐々に私の中で「家族のためを思い作ったお米」という私自身の主観的な価値基準でお伝えするのではなく、普遍的な商品性能を示す必要があるという考えが芽生え始めました。
結果的に、それが、今回の有機JAS認証ということになりますが、正確には、この有機JAS認証が最も私の考えに近いというだけのことです。
家族のためを思い作ったお米、すなわち、家族のからだを気遣い、農薬や化学肥料を用いず作ったお米をつかった商品として認証してくれる制度という理解です。
手間暇かけて作られたお野菜やお米が、多くの方に選んでいただけ、さらには「有機JAS認証」のお野菜を求めていただけるようになれば、それは農家さんの力になり、またその作り手も増えていく…そんな好循環が生まれ、安心で安全な私たちの「食」が支えられるのだと思います。
t私たちが提供している商品はベビーフードです。赤ちゃんは食べるものを選ぶことができません。
選ぶのはママやパパです。
自己満足で商品を作りお届けするのではなく、子どもたちのためにと、より良いものを選ぼうとしてくれるママやパパたちに、選びやすい商品を届けること。そして農家さんたちが安心で安全なものが作りやすい社会となるよう、私たちがちゃんと発信していくこと。
有機JAS認証のロゴはそのために必要な目印なんだと思います。私たち消費者がしっかりと商品を見極める力をつけることが子どもたちを守っていくことになります。
GreenMindは、私たちに託していただいた大切なお米の価値を正しく発信するため、有機JAS認証を取得することにしたのです。

オーガニックを知りたい vol.3に続く…